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2日目
番外編『パリ日記』宇宙の歩き方・地球編
□サボア邸・・・
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ボワシー駅



サボア邸



カフェ:トロカデロ



コンクリート建築初期の街並



シャイヨ宮〜エッフェル塔



パリの駐車方法



エクトル・ギマールの建築



カルティエ現代美術財団



アラブ世界研究所



バスティーユ広場 |
今回の旅行の日程で、終日自由行動できる日数は、5日間。効率良く動きたかったので、この日は、現地ガイドの同行をお願いした。
パリで無敵のゴールデンチケット、「カルト・オランジュ」(市内メトロ・バス・RER一週間乗り放題切符)を購入し、凱旋門(エトワール:星)を経由し、郊外のポワシー行きのRER:高速郊外鉄道に乗った。
駅を降り、向かった先は、建築家を目指す者なら、一度は模写した「サボア邸」。
目で見たモノ以外は信じない性格でもあり、今までそんなに興味はなかった。が、さすがコルビジェ!(単純です。)今から70年も前に、この様な発想をしていたことが驚きでした。 物の本に多く書かれている建物であるので、私が感じたことは、短く一つだけ。 サロンから見る空中庭園と、外観(裏手)がカッコイイ!
□パリ16区・・・
シャイヨー宮などがある、パリ16区・トロカデロに戻り、カフェで食事をした、雰囲気も良く、ガイドの方が勧めてくれた、鴨肉はとても美味しかった。
隣にいたフランス人達が口にしていた、「生馬肉ステーキ??」は、食べたくはないが、とても気になった。
食欲が満たされ、初期のコンクリート建築、そして、アールヌーヴォー(新しい芸術)建築の探索へ。
高さ・構造・機能・・・あらゆる面で、コンクリートが、建築の限界を広げたことは言うまでもないが、実際にパリに来てみて感じたことは、「政治家や指導者と呼ばれた、フランスの歴代御上:OKAMIが偉い!」日本の、どこかの街の政治家さんは、「俺が残した(作った)建物だ!」と言わんばかりに、まだ使える古い建物を壊し、景観などは考えず、高層ビルを作っている。
落成式でテープを切り、最上階の展望台で「これで俺の名前が・・・」とほくそ笑えむ。これでは、街並みに統一感など1000年経っても出やしない。
対して、フランスは、ミッテランさんやシラクさんに到るまで、TOPと呼ばれた、誰もがきっと深く考え行動したのであろう。市民の気持ち・歴史の重さを・・・
15世紀「フランスを救え!」と、人々の愛国心を呼び覚まし、国を守りながらも、裏切られ、魔女と呼ばれ19歳で、火刑に処されたジャンヌダルクの若き涙。 18世紀、贅沢三昧の暮らしに興じ、国を政治不信・財政危機に落とし入れたとされる、ルイ16世とマリー・アントワネットをギロチンで公開処刑し、その血を見た先祖の気持ちを・・・。 建築家の担う役割とはなにか。が、コノヒミエハジメタ。
現実から少し離れてしまった。冷静に話を戻そう。フランスと言えば、車。日本にもフランス車の愛好家がたくさんいる。 日産が、フランス人の社長になってデザインが良くなったと言われるように、確かにこだわったデザインが多い。 きっと車を大切に扱う国なのだろう。と思っていたが、「愛車?おかしいぞ、この駐車方法は。」聞いてはいたが、本当に人の車を押しのけて路上駐車している。
パリ的には、高層立体駐車場を立てるより正しい?のだろうか・・・。と思いながら、今に生き残る、由緒あるコンクリートの間を歩き、ジャスミン駅に向かった。
サボア邸の感動もあったので、「コルビジェ財団内、ラ・ローシュ邸」も覗いてみたが、現在の利用方法が事務所であるため、落ち着かなかった。建物も、人も、やはり、その置かれている場所・立場で輝き方が違ってくるのであろう。
「エクトル・ギマール」の建築も見ることが出来た。 代表的なアールヌーヴォー建築家だった彼が残した建物は、植物・生物的でかわいらしかった。
翌日行った、メトロ2番線・アベス駅のサインも、彼の作品なのだが、周りの風景に溶け込みながらも、なんとも不思議な空気を発していた。
余談であるが、町に置いてある緑の「オバケ電球」みたいなものは、空き瓶回収BOXなのだそうだ。(トラックが来て持ち上げ、中身を回収していく。)
□シテ・ユニベルシテ・・・
日が落ちで来たので、早足で訪れた、パリの南端にある、「シテ・ユニベルシテ」(駅も同名RER B)。ここは、世界各国からパリに集まってくる大学生達が、積極的に交流できるようにと、1925年に造られた国際大学都市だ。時間的に、外を歩く学生はほとんどいなかったが、のどかなゆとりある都市だった。その中でも際立って見えた建物があった、37ある宿舎のうち、スイス館&ブラジル館の2つがそれだ。共にコルビジェの作品で、学生にふさわしい、開放感と落ち着きを持った、豊かなロビーや、伸び伸びとした外観が印象的だった。
□カルティエ財団現代美術館・・・
次に、メトロの4番線に乗り換え、ラスパイル駅近くにある、建築家ジャン・ヌーベルが設計した、「カルティエ財団現代美術館」を訪れた。 ここも、展示スペース以外は、事務所として使われている。 歩道いっぱいに立てられたガラスの塀と、同じくガラス張りの建物本体の関係は、光を美しく見せ、どこか日本的でもあった。
この辺りはインテリアのショップも多く立ち並んでいた。
また、駅から見た、夜のモンパルナスタワーが印象的だった。
□アラブ世界研究所・・・
メトロ7番と10番が交差する駅、ジュシーにある、「アラブ世界研究所」もヌーベル作。 何を研究しているのか分からないが、とにかく総工費が気になる建物だった。
イスラム幾何学模様の魅力を、ハイテクで表現したと言う、ガラス張りの外壁もすごいが、どこから上がってくるのか分からないスケルトンのエレベーターもさすがだ。
□バスティーユ・・・
ライトアップされ、とても優雅な雰囲気のシュリー橋を歩き、セーヌ川を渡り、「新オペラ座(オペラ・バスティーユ)」のあるバスティーユ広場に行った。この辺りは、現在パリの若者が最も注目している地域だそうで、夜の街も大変な賑わいであった。広場にある「新オペラ座」は、名前の通り新しく、現在は、「旧オペラ座」で、主にバレエが開催され、オペラは、収容人員の多い、この「新オペラ座」で、主に上映されている。この広場は、フランス革命の幕開けとなった、「バスティーユ監獄」のあった場所でもあるが、中心に作られた、「7月革命記念柱」の意は、革命の犠牲者追悼だそうだ。現代のパリの若者は、そんな歴史的に重要な場所を日常的に感じて生活をしている。昨日「凱旋門」で感じた、広場を周る都市構造(道路計画)の疑問が解けた気がした。「新しいことを始める時も、歴史を感じ、復習しなさい」と言う助言なのであろう・・・
明日はこの旅のきっかけの一つ、「ルーブル美術館」に行く予定。何に気付かされ、どこで感動するのだろう。 |
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